春、まず整えたいのは「足」

〜冬に眠った足を目覚めさせる〜

少しずつ空気がやわらぎ、外に出るのが気持ちいい季節になってきました。

「そろそろ歩こうかな」「身体を動かしたいな」そんな気持ちが芽生えるのも、春ならではです。

ですがこの時期、こんな声も増えます。

「歩き始めたら膝が痛くなった」「足裏が張る」「思ったより疲れる」実はその原因が“足”にあるかもしれません。

足は、身体の土台

私たちの身体で、地面と接している唯一の場所。

それが「足」です。

家でいえば基礎。
どんなに上半身を鍛えても、土台が安定していなければ本来の力は発揮できません。

足には3つのアーチがあり、

・衝撃を吸収する
・体を支える
・前へ進む力を生み出す

という重要な役割を担っています。

歩くという動作は、実はとても精密で、全身運動なのです。

冬の間、足は少し眠っている

冬はブーツやクッション性の高い靴を履くことが増えます。

足は守られているようで、実はあまり働かなくても済む環境になっています。

・足指が動いていない
・指が浮いている(浮き指)
・足裏の筋肉が弱くなっている

そんな状態で急に歩き出すと、膝や腰が頑張りすぎてしまいます。

「歩くと疲れる」のは、体力の問題だけではなく、足がうまく使えていないサインかもしれません。

足が目覚めると、歩きは変わる

足指がしっかり使えるようになると、地面を“押せる”感覚が出てきます。

すると自然に背筋が伸び、一歩が軽くなります。

私たちが行っているノルディックウォークも、実は「足の使い方」がとても大切です。

ポールは腕だけで押すものではありません。
足で地面をとらえ、その力を全身につなげることで、楽に、遠くまで歩けるようになります。

足が目覚めると、「歩くってこんなに気持ちよかったんだ」と感じる方が本当に多いのです。

春は「運動」より先に「足」

これから運動を始めるなら、まずは足を整えることから。

「足指をしっかり広げる」「裸足で床を感じる」「ゆっくり丁寧に一歩を踏み出す」ほんの少し意識を変えるだけで、歩きは変わります。

春のやわらかい風を感じながら、自分の足でしっかり地面を踏みしめる。

そんな時間を、一緒に体験してみませんか。

次回は、「足指が使えないと、膝も腰も頑張りすぎる」

足と全身のつながりについて、もう少し深くお伝えします。

春に向けて、まずは足から。あなたの一歩を、整えていきましょう。