元気ホルモン

この頃病院に行く程でもないけど体調が何となく優れない、気分が落ち込むという方多いのではないでしょうか?もしかすると、ホルモンバランスが少し崩れているかも知れません。

今回はいろいろある中で成長ホルモンについて少しお話します。

成長ホルモンは脳下垂体から分泌されるホルモンの一つで、191個のアミノ酸から形成されていて、身体の代謝コントロールに作用します。

 

 

成長ホルモンと聞くと、骨や筋肉の成長と子どもの頃だけのものだと思われがちですが、大人になってももちろん作用します。しかし、加齢とともに減少していくものですが代謝を促すには大切な働きをします。

 

成長ホルモンが正常に分泌されると

①筋肉・皮膚の成長促進

→筋肉量キープで代謝アップが期待でき、肌も規則正しくターンオーバーしてくれて若くハリのある状態を維持できます。

②骨の成長促進

→骨芽細胞と破骨細胞のサイクルが崩れにくくなる事で骨量の維持が期待できます。

③血液の血糖を保つ

→血糖上昇を抑える事で、「糖尿病」予防に繋がります。

④体内ナトリウムを保つ

→ほとんどが血液・体液に含まれており、神経と筋肉が正常に機能するために必要です。

⑤脂肪分解の促進

→正常な血圧を保つためにコレステロールを低下させ、脂肪分解に働いて「生活習慣病」予防に繋がります。

 

 

 

成長ホルモンは、とても大切ですがバランスを崩しやすいのも事実です。

ストレスの蓄積でうつ症状、不眠症、体脂肪の増加、老化現象、骨密度の低下、免疫力の低下など残念ながらいろいろな事が起こりえます。

わかっていても難しい事ですが、成長ホルモンを増やす事はアンチエイジング(抗加齢)への近道でもあります。

 

成長ホルモンの分泌を促すには具体的な方法は

 

《 食事 》

規則正しい食生活はもちろんですが、是非摂取して欲しい栄養素があります。

ビタミンC、E、ポリフェノール類、ミネラル類です。

具体的には、緑黄色野菜、フルーツ、植物性油、ナッツ類、赤ワイン、プルーン、コーヒーなど、海藻、魚介類等です。

ビタミンCとミネラル類は水溶性のものが多いのでビタミンCは生で、ミネラル類は汁物で摂取することをお勧めします。

 

《 ストレス 》

心身のストレスは、活性酵素の増加により加齢を進行させると言われています。少しでもストレス解消できることに取り組んでみませんか?

 

《 睡眠 》

質の良い睡眠をしっかり取る事で、「成長ホルモン」がたっぷり分泌されます。より良い睡眠時間を手に入れましょう。

 

《 運動 》

少し息が上がる運動は抗酸化物質の働きを高め、細胞の酸化を防ぎます。

また、外で運動をする時は紫外線が皮膚の活性酸素を作りやすいと言われているので、紫外線対策も忘れずに行いましょう。

まとめ

規則正しい生活、バランスの良い食事を心がけ、ノルディックウォークやウォーキングなどの有酸素運動を心がけやストレッチ、筋トレも取り入れながら行うことで気持ちも晴れてぐっすり寝ることができるはずです。

今は新しい生活様式でソーシャルディスタンスを保ちながらになりますが時にはお友達や定期講習会なのでコミュニケーションをとりながら歩くこともお勧めいたします。

暑さに負けず、『元気ホルモン』を増やしていきましょう!

 

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